(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); copyright2014-"ABE,Inc. 骨髄ドナー登録会を計画的に開催 ~登録課~ 水泳の池江璃花子選手の報道をきっかけに、白血病という病への関心は一気に高まり、治療には骨髄移植が必要な場合があり、骨髄提供者であるドナー不足の現状を多くの人が知ることになりました。 日本テレビ「スッキリ ~池江選手”白血病”公表…骨髄バンクq登録の仕方は&体への負担は~」で2019年2月14日(木)に放送された内容です。当日に放送された情報もタイムリーに更新しています。 登場して語っていただきました。(もちろん、これは唯一の特殊な例で、通常、 誰が誰に骨髄を提供したかは、わからないように保護されています。 池江璃花子選手の病気が治りますように 昨日、水泳の池江璃花子選手が、白血病と公表し、治療に専念させることが発表されました。 池江選手は、日本記録を塗り替え続け、自身の成長が日本記録になると言う東京オリンピックでもメダルが期待されるスーパーアスリートです。 骨髄移植のドナーさんの新規登録者の方が前年比で80%近く減っている、という内容です。コロナの影響であることは明らかですが、待つ側にとっては相当きつい状況になっているであろう事が伺えます。 【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=44118でお読み下さい。】, 今、日本中が競泳女子の池江璃花子選手の白血病告白に衝撃を受け、心を痛めているがもちろん私もその一人である。池江さんのこれまでの輝かしい記録は、もちろん我々の想像をはるかに超えた努力の上にあるわけで、誰よりもご自身が一番悔しいはずだ。その気持ちを考えると胸が苦しくなる。また、池江さんは私の娘と同い年で、一人の母としてもいてもたってもいられない気持ちから「何かできることを!」と考え、自分自身が白血病のドナーとなった経験を書き、池江さんだけでなく白血病に苦しむ方々の少しでもお役にたてればと願っている。, 白血病の治療には薬物療法など様々あるが、その中の一つが骨髄移植である。骨髄には型があってそれが適合しないと骨髄提供は出来ない。多くは血縁関係にある親兄弟親類と型が一致するそうだが、中にはそういった血縁者の誰とも型の一致がない場合もある。, また、骨髄提供は自身に持病がないことや、薬を飲んでいないことなど様々な条件があるので、全くの第三者と骨髄の型をマッチングさせることも必要であり、その骨髄を提供しても良いと考える人が骨髄ドナーの登録をするのである。, 私が骨髄バンクにドナー登録をしたのは1995年のことであった。当時はまだ白血病は不治の病と言われており、国民はこの病気のことを良く知らなかったと思う。私が、最初にこの問題に関心をもったのは、1985年何と言っても女優の夏目雅子さんがこの病気で亡くなったことで、社会に大きな衝撃を与えていた。その後、1991年に骨髄バンクが設立され、その4年後に私はドナー登録をした。, そしてドナー登録からなんと17年もの歳月を経た2012年に私はドナーとなる機会を得たのである。連絡が来た時には単純に「嬉しかった」。誰かの役に立てることは誰でも喜びではないだろうか。けれども、ひんしゅくを覚悟で正直なことを言えば、未知なことを体験する好奇心にあらがえない気持ちがあった。, さて、ドナー登録の様々なリスクについては骨髄バンクのサイトを参考にして欲しいがここでは、私個人に起こった出来事リスクについて書きたいと思う。言うまでもないがリスクとそれによる感じ方は人それぞれ違うので、それはご了承の上ご一読頂きたい。, まずドナーの候補に挙がってから、実際に骨髄を提供するまでの間に、何が大変かと言えば、とにかく平日の昼間に休みを取らなくてはならないことである。, もう一度採血され、詳しい検査が行われ本当にマッチするかを調べられるのに半日は仕事を休む。そしていよいよドナーとなることが決まると、家族を連れて弁護士からリスクなどについて説明を受け書類にサインをしなくてはならない。つまり骨髄バンクは本人の意思だけでなく、家族の同意も得なくてはいけないのだ。これが本当に面倒くさく、夫は「どうせ妻は何を言っても聞かない。」とあきらめてくれている人なので問題ないが、心配する母の同意をとるのが少々ややこしかった。そしてここでも半日が潰れる。, さらに一番参ったのがあくまでも私の場合だが、手術の前に「元気な時の自分の血」をとっておき、それを手術後に自分の身体に戻すということをやるのだが、この時、献血のように自分の血を採取していて、それを見ていたらまさに血の気が引き、血圧が急降下してしまって起き上がれなくなってしまったのである。情けない話なのだが、私は威勢がよく「口喧嘩は負けた事がない!」と若い頃豪語していたタチなのだが、血を見ることが非常に苦手である。確か看護婦さんが焦る位、血圧が下がってしまい、その日は全く仕事に行けなくなり、ぜいぜい言いながら家に帰る羽目になった。これは、こういう「血を見るのが苦手」ではない人は、全く経験することのないリスクであろう。, さて、いよいよ骨髄提供の手術をするわけだが、ご承知の方もいらっしゃるかと思うが、この手術日というのは、こちら側だけでなく、最も重要なのは白血病(他の病気でも適用される場合もあるが)患者さんが移植を受ける日なのである。そしてこの移植の日が決まると患者さんは放射線治療に入っており、予定通り移植を必ず受けなければ命の危険にさらされることになる。だから弁護士の同意書を書いたあとは、何があっても絶対に辞退することはできないのだ。, これは本当に緊張することで、私の場合「インフルエンザにならないように」「事故っちゃいけない」と普段どちらかと言えばめちゃくちゃな生活習慣なので、この間は実に気をつけて過ごすこととなった。, ところが!である。人生というのはままならぬもので、ここで我が家に緊急事態が発生した。なんと私の入院前日に義父が亡くなったのである。これにはさすがに茫然とした。, ただでさえ私は評判の悪い嫁である。ギャンブル依存症で夫婦が揉めていた時は、義父母の前で大喧嘩をし、挙げ句私は夫のことをひっぱたいてしまった。さらに、その後ギャンブル依存症の自助グループや回復施設の活動で、ものすごく忙しくなり、夫の実家のイベントごとなど殆ど顔を出せなくなっていた。それでも義父というのは寡黙な、優しい下町の職人として生涯を全うした人で、嫁の私に文句は死ぬほどあっただろうが、特に何か言われたことも、嫌味も、まして怒られたことなど一度もなく、いつも黙ってニコニコ笑っているような人だった。今思いだしても感謝しかない。それなのに私は義父の葬儀にも行かれないという事態になってしまったのである。, 入院の前日、自宅に寝かされ義母や夫の姉兄ら親類一同そして我が家の子供達が集まって義父の亡骸にお別れをしていた。特に感受性豊かな当時小学校5年生だった息子が、階段の隅っこに座り、ショックのあまり一人涙をホロホロと流しながら、声を出さずに泣いている姿をみて「子供達が生まれて初めて身内の死に触れショックを受けているのに、母親の私は一緒にいてやれない。」そしてこれだけ心配をかけたにも関わらず、優しく見守ってくれた義父の葬儀にも立ち会わない嫁、この罪悪感で心が潰れてしまいそうであった。, そう、私が考える骨髄ドナーのリスクは、絶対に外せない自分以外に代わりが効かない1日が存在すること。この一言に尽きると思う。正確には前後合わせたら最低でも3日間は絶対に外せないのだ。, 私の場合は義父であったが、万が一自分の子供に何かあったら?大切な人が亡くなったら?例え配偶者が事故にあっても、自分は駆けつけられないのである。こんなリスクがあることを、引き受けた時は想像もしなかったが、まさに身をもって体験することとなった。, それでも腹をくくり勇気を出して義姉と義母に「ごめん、私骨髄バンクのドナーになってて、明日から入院なんだわ。だからお葬式行かれない。」と伝えると義姉も義母もこころよく「のりちゃん、もちろんそっちを優先して。生きてる人の方を大事にして。」と言ってくれた。私がもし嫁にこう言われたら、絶対に嫌味の一つも返すはずで、義姉と義母の優しい気遣いにも心から感謝している。, 手術自体は全身麻酔なので、何も分からないまま終わってしまう。この全身麻酔の影響や手術後の経過は人それぞれなので、何とも言えないが、私は1日だけ若干発熱し、頭痛がした以外は、翌日からは全くなんの悪影響もなかった。しかしこれは骨髄バンクのコーディネーターの方によれば比較的珍しいそうで、皆さんなんらかの不定愁訴は多少なりともあるそうである。, しかし大変だったのは退院後からの1週間である。とにかく針をいっぱい刺した腰が鈍痛に見舞われ、階段が登れなくなっていた。歩くことはそれほど大変でもなかったが、階段がゆっくりゆっくりそろそろとしか登れないほど痛かった。あんまり痛いので、腰を鏡で見てみたら、腰一面内出血していてそのグロテスクな様子に我ながら驚いた。面白いことにこの内出血が段々小さくなって下がっていって、見えなくなったころにはすっかり痛みもひいてしまった。その後何の後遺症も感じられない。, このように確かに骨髄バンクのドナーにはリスクが伴う。けれどもやはり私は「やらせてもらってよかった!」という思いしかない。ドナーというのはどう考えても患者さんのためだけではなく、ドナー自身のためにあると思っている。, もしドナーにならなければ、夫の家族に感謝する謙虚な自分がいただろうか?息子の涙をこれほど鮮明に覚えていただろうか?そしてもちろん白血病という病気について考える日が来ただろうか?, でも何よりも一番大きかったのは、一生出会うこともない、どこの誰かも知らない人を助けねば!という思いに駆られ、うだうだと心配する母を説得し、仕事の日程を調整し、苦手な「血を見ること」にも挑戦し、そして義父の葬式に出ないことを決意し、家族に許しを得る・・・そんな困難に挑戦する自分を「案外いい奴じゃん!」と好きになることができた。こっそりと自分で自尊心を溜めこむことができたのである。, 「骨髄バンクのドナーになった」と言うことは実にはばかられることである。「いかにも良いことやってます!」とアピールしているようで気恥かしい。理解されず「自業自得だ!」と罵倒されながら「依存症の偏見を解消するぞ!」と闘志を燃やしている方が、よほど私らしい気がする。, けれども2016年に中日新聞さんが私のドナー体験を取り上げて下さり、国会でもその記事を「日比プラン」を推進されている大西健介先生が取り上げて下さった。その時に、「なるほど、私の骨髄バンクのドナーとなった体験談もまた誰かの役に立つのかもしれないな」と思った。, 骨髄バンクのドナーを経験した私が、ドナーを考えている方に何かお伝えすることがあるとしたら、「ドナーは患者さんのためだけでなく、むしろ自分のためにある。」ということである。その経験は、おそらく思っていた以上に面倒くさいし、大変だし、私のようなアクシデントに見舞われるかもしれないし、もしかしたら身体的な障害を被る可能性だってゼロではないのである。でもそういう感情的な恐れや、周囲の環境調整をしていく自分をきっと愛することができると思う。, 私は、骨髄バンクを通じ一度提供者のご家族から感謝のお手紙を頂いた。嬉しいことではあったが、私はお返事を出さなかった。それは私に感謝して貰うことは筋違いだと思ったし、ドナーのことなど気にせず生きて!という私なりのエールで、おそらくお相手には全く通じていないと思う。, でも、感謝すべきは闘病生活に身をもって投じ、私たちに勇気を与えた、夏目雅子さんや本田美奈子さんら患者さんご自身の姿であり、骨髄バンクの運営に尽力された方々だと思っている。, それでもこうしてあざといと思われるかもしれないとびくびくしながら、体験を書かせて頂いたのは、ドナーというのはそれだけの価値が私にあったからであり、もちろんドナーが増えて助かる人が増えたらいいなという思いがあるからである。, 骨髄バンクのドナーには55歳までしかなれない。今年の9月で私もこのお役目をおりることになる。若い世代に何かの参考になれば有難いと思う。, トップ写真:出典 Photographer’s Mate 2nd Class Chad McNeeley, 1964年東京都中野区生まれ。 祖父、父、夫がギャンブル依存症者という三代目ギャンブラーの妻であり、自身もギャンブル依存症と買い物依存症から回復した経験を持つ。 2014年2月 一般社団法人 ギャンブル依存症問題を考える会 代表理事就任。 著書に「三代目ギャン妻の物語(高文研)」「ギャンブル依存症(角川新書)」がある。. ", Photographer’s Mate 2nd Class Chad McNeeley. 2019年2月に「白血病」を公表されていた競泳の池江璃花子選手が、造血幹細胞移植を受けられて、現在は寛解状態を維持しており、体調も安定していると報告されました。 適合するドナーも見つかるだろう。彼女に骨髄移植を受けさせ、死の淵から呼び戻すことが出来る。 夏目雅子を池江璃花子に置き換えれば今の若者達へのメッセージになる。 今年2月、競泳女子の池江璃花子選手が白血病であると公表したことを受け、治療法のひとつである骨髄移植への関心が高まっている。 日本骨髄バンクのドナー登録者数は、今年1月が2888人だったのに対し、今年2月は1万1662人と急増。 白血病の治療には薬物療法など様々あるが、その中の一つが骨髄移植である。骨髄には型があってそれが適合しないと骨髄提供は出来ない。 2014 All rights reserved.No reproduction or republication without written permission. 【競泳】白血病公表の池江璃花子選手へ激励続々 中川翔子は骨髄バンクのドナー登録呼びかけ「可能性の道につながる」 1 :鉄チーズ烏 ★:2019/02/12(火) 23:16:31.96 ID:LEljsaK99.net しかしhlaが合っていなければ移植その物を行う事が出来ない。 さて、娘が入院する3カ月前に、水泳の池江璃花子さんが白血病である事を公表し入院した。 これはとても大きな出来事だった。 世間の関心が一気に高まり、ドナーの登録者が急増した。 Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. この病気の関係者になって初めて知った事だが、造血幹細胞移植や輸血には使用期限がある事が分った。, 骨髄移植については半日程度の期限であり、午前中にドナーから提供してもらい午後に移植する、位のタイミングらしい。, 実は私も勘違いしていたのだが、骨髄バンクとは骨髄がストックされている訳ではなく、骨髄提供の意思があるドナーが登録されている所の様だ。そして該当するHLA型の骨髄が必要に成った際に改めて移植の協力を行うものである。しかしHLAが合っていなければ移植その物を行う事が出来ない。, さて、娘が入院する3カ月前に、水泳の池江璃花子さんが白血病である事を公表し入院した。, 池江璃花子さんが一時退院しTDRに行った話や、水泳の応援に行った話、また完治し退院した話などは娘を大いに勇気付けてくれた。, 娘の場合、結局移植の1カ月前に脊髄に再発が見つかった為予定通りの骨髄移植が出来なってしまったが、提供を申し出てくれたドナーの方には深く感謝している。, 娘のタイプは化学療法では完治しない。移植前提だが骨髄移植ではもう間に合わない為臍帯血移植を行う事になった。, 臍帯血移植は骨髄移植よりも生着に時間がかかる。移植前は血液の再生能力が無くなるほどの前処置を行う為、生着までは輸血に頼らざるを得なくなる。, 白血病と戦った娘(14) 池江璃花子さんの功績と皆様への感謝とお礼 | アイドルは電気ヒツジの夢を見たか?. 池江璃花子さんが白血病を公表 骨髄移植ドナー支援事業について アジア大会の競泳で史上最多の6冠を獲得したのはわずか半年前のこと…誰よりもご本人が東京五輪での競技を楽しみになさっておられたと思 … そして移植した骨髄で赤血球が作られるので・・・ a型の骨髄だった池江璃花子さんに見つかった骨髄がb型だったら、池江璃花子さんの今後の人勢はb型になる!ということなのです。 もちろん、大切なのは池江璃花子さんが元気に回復して生き続けること! 髄ドナーとなった田中さんと初めて移植を受けた橋本さんが、同じステージに. 写真 池江璃花子選手 出典:池江璃花子選手公式twitter. 池江璃花子さんの白血病の治療として、骨髄移植が選択肢になります。骨髄移植のドナーは血縁者が優先され、兄や姉・家族とhlaが一致するとドナーになれます。そして白血病完治を目指してほしいです。骨髄移植について詳細を調べました。 今回は、池江璃花子選手が白血病を公表したことで、骨髄バンクやドナー登録の問い合わせが殺到しているということで、 ドナー登録の条件、年齢制限やデメリット・リスク について調べてみました。