ム ク ロ ジ 科 の仲間たち h17.11.8~ カエデ属は世界には約150種あり、日本では26種(学者により諸説あり)が自生していると言われています。これまで私が山歩きの中や植物園など、あちこちで見かけたカエデの葉の部分を中心に整理してみます。 秋になると見事な景色を見せてくれる日本のもみじですが、もみじは1種類ではありません。種類によって葉っぱの色も形も違います。庭木としてのもみじの育て方や、紅葉スポット、もみじの情報をたくさん集めてみました。秋までにもみじの魅力を再確認してみませんか。 株式会社もみじかえで研究所 〒507-0046 岐阜県多治見市廿原町787-1 tel:0572-44-7950. fax:0572-44-7951 「紅葉」は「こうよう」「もみじ」と読みますが、楓(かえで)の中で、特に色がかわるものを「もみじ」と呼びます。 「もみじ」も楓も、どちらも「カエデ科カエデ属」の植物で植物分類上は、区別しません。 つまり、 楓 の中で色が変わるもの → もみじ と言うことで、もみじも分類上は「楓」です。 楓ともみじ 種類の見分け方は? じつは日本のもみじの種類は、 約20~30種類もあります。 日本に広く分布する代表的なもみじには、 次の3種類があります。 ・イロハモミジ(イロハカエデ) ・ヤマモミジ ・オオミミジ. もみじは葉の事、こうようは自然現象、または景色の事を指す; 紅葉と楓は植物分類上では同じ種類; 世界には160種類あり、日本に自生しているものは2~30種類; と言う事でした! もみじは、秋になると美しく紅葉して楽しませてくれます。そんなもみじの種類はいくつあるのかご存知ですか?この記事では、モミジの人気品種や、庭木におすすめな種類をご紹介します。他にも、楓との違いや、人気の紅葉スポットなどお届けしてまいります! 姫路市, 終了間近 10月中旬~10月下旬, 長野県 もみじは、秋になると美しく紅葉して楽しませてくれます。そんなもみじの種類はいくつあるのかご存知ですか?この記事では、モミジの人気品種や、庭木におすすめな種類をご紹介します。他にも、楓との違いや、人気の紅葉スポットなどお届けしてまいります! 楓の花言葉|モミジ(紅葉)とは違う?種類や品種は? 楓は、赤や黄色に紅葉する葉が美しい、秋を彩る樹木の1つですよね。モミジ(紅葉)の名前で日本人に古くから親しまれ、和歌や童謡の歌詞で耳にする機会も多いのではないで… 秋の紅葉の代表とも言える真っ赤なもみじ。 子どものころ輪唱したもみじの歌も懐かしいですね。 明治44年に発表されたもみじの曲の1番には、もみじ(山紅葉)とかえでが登場します。 いままでなんとなく、もみじとかえでは別の植物だと思っていたけれど、実はもみじとかえでは同じもの、とか、コレはもみじではなくかえでです、とかいう話を耳にすることも。 はてさて、もみじとかえでは同じものなのか? それとも、なにか違いがあるのでしょうか。 もみじ 苗木 【桂モミジ (かつらもみじ)】 約1.0m 大苗 カエデ 楓 苗 販売 植木 庭木 シンボルツリー 紅葉 盆栽 雑木 落葉樹 高木 桂もみじ. もみじ(紅葉)とかえで(楓)の違い知ってる?種類や由来・語源をわかりやすく解説します! 2018/10/23 2020/12/13 秋の花・植物, 花・植物 もみじは、秋になると鮮やかに紅葉する楓の総称なのです。 紅葉する楓は何種類かあります。 その中で「もみじ」と呼ばれるのは、 1枚の葉っぱが6~7箇所に分かれている ものです。 ... ・中国及び台湾を原産とするフウ(楓)は、葉が三つに裂けるため区別は容易である。フウはアメリカフウと区別するためタイワンフウと呼 … モミジ(紅葉)とカエデ(楓)の違い . 楓は、赤や黄色に紅葉する葉が美しい、秋を彩る樹木の1つですよね。モミジ(紅葉)の名前で日本人に古くから親しまれ、和歌や童謡の歌詞で耳にする機会も多いのではないでしょうか?今回は、そんな楓の花言葉や種類、モミジとの違いをまとめました。 もみじ(作詞:高野辰之 , 作曲:岡野貞一) いままでなんとなく、もみじとかえでは別の植物だと思っていたけれど、実はもみじとかえでは同じもの、とか、コレはもみじではなくかえでです、とかいう話を耳にすることも。 はてさて� もみじやカエデといった、紅葉する代表的な植物10種類の特徴や見分け方はもちろん、それぞれを鑑賞できる名所をご紹介。 知っておくと、もっと紅葉狩りが楽しくなる豆知識がいっぱいだ。 松本市, 東京都 サトウカエデという種類の植物です 。 英語ではもみじも楓もメープルと呼び、 特に日本のもみじは ジャパニーズメープル と表されます。 カナダのサトウカエデは英語でメイプルリーフ。 80年代にはこのメイプルリーフが サトウカエデという種類の植物です 。 英語ではもみじも楓もメープルと呼び、 特に日本のもみじは ジャパニーズメープル と表されます。 カナダのサトウカエデは英語でメイプルリーフ。 80年代にはこのメイプルリーフが 11月上旬~12月中旬, 東京都 イロハモミジ(いろは紅葉、学名 Acer palmatum)は、ムクロジ科 カエデ属の落葉 高木である。 イロハカエデ(いろは楓)などとも呼ばれる。. 楓というと、どんな植物を思い浮かべますか?モミジとの違いはいったい何だろう、と疑問を持ったことがある方も多いでしょうか。とかく葉っぱが注目されがちなこの植物。春には人知れず小さな花を付けます。楓の種類、花や花言葉、もみじとの違いなどについてまとめてみました。 秋になると美しく赤く染まるもみじですが、一度は誰もが「楓ともみじはどう違いって一体なんなの?」と思う事でしょう。確かにパッと見、もみじと楓の区別ははっきりとつきません。では楓ともみじとは一体何が違うのか、種類は同じなのか、他にも日本でよく見 もみじ(紅葉)とかえで(楓)の違い知ってる?種類や由来・語源をわかりやすく解説します! 2018/10/23 2020/12/13 秋の花・植物, 花・植物 もみじには様々な種類があります。もみじの種類を知り、品種の見分け方を知っていきましょう。もみじは紅葉する他、様々な色に色づく品種もあります。そんなもみじの育て方を知り、あなたの庭でもみじを育ててみましょう。もみじの種類を知り、もっと楽しみましょう。 楓には様々な種類があります。カナダの国旗になっている楓など、ここでは代表的な種類をご紹介します。 イロハモミジ もみじには様々な種類があります。もみじの種類を知り、品種の見分け方を知っていきましょう。もみじは紅葉する他、様々な色に色づく品種もあります。そんなもみじの育て方を知り、あなたの庭でもみじを育ててみましょう。もみじの種類を知り、もっと楽しみましょう。 秋の紅葉の代表とも言える「モミジ」と「カエデ」。モミジのことを「カエデ」と言ったり、カエデのことを「モミジ」と言ったり、同じ意味に使われる場合も多いようです。何か違いがあるのでしょうか。 どちらもカエデ!? 実はどちらもカエデ科カ� 楓ともみじはどのくらい種類がある? 楓は世界中に数百種類以上、その中でもみじと分類されるものは十数種類はあります。 有名な例で言いますと、カナダの国旗には真ん中に大きく楓の絵が描かれています。 これはサトウカエデという種類の楓です。 葛飾区, 終了間近 宍粟市, 終了間近 11月下旬~12月上旬, 愛知県 記載されている内容は2018年03月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。, また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。, 秋になると見事な景色を見せてくれる日本のもみじですが、もみじは1種類ではありません。種類によって葉っぱの色も形も違います。庭木としてのもみじの育て方や、紅葉スポット、もみじの情報をたくさん集めてみました。秋までにもみじの魅力を再確認してみませんか。, もみじとは、秋になると鮮やかに紅葉する楓の総称の事です。紅葉するかえでは何種類かあります。その中でもみじと呼ばれるのは、1枚の葉っぱが6~7箇所に分かれた葉でできています。5~6箇所の切れ込みが入った葉は、子供の手のような形をしています。もみじと楓の区別がつかない人も多いようですが、もみじと楓は葉っぱの形状が違います。色とりどりに美しく変化するもみじは、シーズンになるとたくさんの人々を感動させてくれます。そんなもみじにスポットを当て、もみじについて詳しくご紹介します。, 楓とはカエデ科のカエデ属の植物で、もみじもこれに属します。従って、カエデともみじは植物分類としては区別されません。カエデの形がはっきりしない人は、カナダの国旗を思い浮かべてみてください。国旗の中央に描かれているのがカエデです。カエデはmapleと呼ばれて親しまれています。サトウカエデなどの樹液で作られた甘味料、メープルシロップはカナダでは特に有名です。カエデは世界各国にありますが、カエデの中でも、もみじと呼ばれている植物のほとんどが日本にあります。中国や朝鮮半島にも自生のもみじが数種類ありますが、その種類は日本ほどには及びません。, もみじの葉っぱは、種類が違っていても見分けがつかない程似通っています。日本で見られるもみじの主な種類は3つに分けられ、「いろはもみじ」、「やまもみじ」、「おおもみじ」です。もみじは種類によって自生場所が異なります。いろはもみじは太平洋側の比較的低い場所で見られますが、やまもみじは日本海沿岸に自生しています。おおもみじは標高の高い場所に自生しています。, いろはもみじとやまもみじは、葉っぱの縁の部分が重鋸歯と呼ばれる大小のギザギザを持っています。おおもみじの葉っぱは短鋸歯で、浅く細かいギザギザが並んでいるのが特徴的です。, もみじは特徴的な葉っぱの形や美しい紅葉などから、生け花や盆栽にも取り入れられています。近年では改良や交配された種類のもみじも数多く出回るようになりました。秋だけに限らず新芽に色づくもみじもあり、赤や黄色、白、紫、ピンクなど葉色も多岐にわたります。もみじの株は大きく成長しますが、庭木として育てるなら、剪定の仕方で小さな樹形のまま楽しめます。, 家の庭でもみじを育て、秋に紅葉を見る事ができたら楽しみが増えます。もみじは大木の印象がありますが、家の庭木としても人気がある植物です。中でも人気があるのが「やまもみじ」で、夏は爽やかなグリーンが涼しげな印象を与えてくれます。秋と共に紅葉するので季節を感じる事もでき、もみじを観る楽しみが増えます。もみじは日本庭園などに多いイメージがあるので、もみじと言えば和というイメージが強いですが、洋風の庭にもマッチする品種もあります。西洋カエデであるアメリカハナノキの中のレッドサンセットという品種が特におすすめです。レッドサンセットは、赤カエデや紅カエデと呼ばれ、名前の通り真っ赤なカエデです。樹勢が強く良く育ってくれるので庭木としても安心して育てる事ができます。, きれいに紅葉するには4つの条件が揃う必要があります。1つ目は、朝の最低気温(約5~7℃)と昼間の最高気温(約20~25℃)の気温差が大きくなる事、2つ目は春から秋にかけての晴天、3つ目は秋の澄んだ空気と共に十分な日射を浴びる事、4つ目は葉が乾燥するのを避ける程度の湿度です。これらの条件が揃う事で、もみじの発色が良くなり紅葉します。庭木のもみじは、湿度や気温差の条件がなかなか整わないため、山間部に比べると色づきが悪いのは仕方ありませんが、やまもみじ系の種類は平野部でも比較的色づきやすいため、日射や水やりなどに気を付けて管理をすれば大丈夫でしょう。, せっかく紅葉を楽しみに庭木として育てているもみじが、紅葉しない場合があります。考えられる原因としては、もみじを植えている場所の日射の影響です。家の西側で育てている場合、西日が差し込みますが、午後からの日差しというのは葉っぱに大きなダメージを与えてしまいます。もしも西側で育てている場合は、東側に植え替え、午前中に日が当たるようにしましょう。また、肥料などの与えすぎは色づきを悪化させる原因になりますので、ほとんど与えなくていいでしょう。水やりは乾燥がひどい場合にだけたっぷり与えるようにします。ただし、夏場は気温が下がり始める夕方か夜に水を与えるようにします。夏の昼間の水やりは、ダメージを受けやすいので気を付けましょう。, たくさん種類のあるもみじの中から、自宅の庭に植えて育てる場合どの種類のもみじが適しているのかわかりません。ここでは、紅葉が楽しめて且つ育てやすい種類のおすすめのもみじについてご紹介します。, ヒカサヤマは、芽吹きから秋の紅葉まで葉色が変わるのが特徴です。そのため、秋だけでなく季節ごとに葉っぱの色の変化が楽しめます。芽出しは紅とクリーム色がかかった色で、夏はグリーン、秋には赤黄色から紅色、赤紫色へと徐々に変化しますのでとても楽しめます。ヒカサヤマの樹高は3~5mほどになります。サンゴカクは、新緑時は黄緑色の葉の縁にうっすらと淡い紅色が掛かる点が特徴的で、真っ赤な幹が目を引きます。葉が落ちた後の真っ赤な枝は、冬枯れの庭にも映えるので人気があります。和風の庭以外でも違和感なく溶け込みますので、洋風の庭にもおすすめです。サンゴカクの樹高は3~4mほどです。, 派遣で働いている皆さんは、今の時給に満足していますか?もう少し欲しいなと思いますか?実は、派遣で働いている人の中には時給交渉をして、時給アップに成功した人もいます。彼らは一体どうやって時給交渉をしたのでしょうか?今回は時給交渉を成功させるコツをご紹介します。, 面接が苦手という人は多く、緊張するものです。しかし就職を勝ち取るには避けて通れないのが面接です。そこで面接で使う一人称について語りましょう。一人称はあなたの第一印象を決定づける重要な意味を持ちますので、基本的なビジネスマナーを紹介しましょう。, 二次面接で聞かれやすい質問・解答例とはどのようなものでしょう。特に一次面接との違いについても気になるとところです。この記事では、二次面接特有の質問や、転職、新卒などの状況別に、どのように二次面接で解答するか、具体的な例とともに解説したので参考にしてみて下さい。, 就職活動や転職活動などを行っているときに必ず必要となる履歴書。しかし、どんな履歴書を用意すればいいか悩むこともあるのではないでしょうか。今回は履歴書の紙質についてご紹介します。シチュエーションに合わせた紙質の履歴書を使用して、活動の参考にしてください。, 就職や転職をするとなれば自分を売り込むために自己PRを考える必要があります。不動産業界は人気も高いので入念に自己PRを練り上げる必要があります。今回は不動産業界の自己PRの作成のコツを例文を挙げながら新卒や未経験、転職などに分けてご紹介していきます。, Japanese, Maple - Free pictures on Pixabay. では、どんな種類のもみじ・カエデが庭木に適しているのか。育て方、剪定のコツや注意点とともに見ていこう。 庭木に取り入れるのに最適なもみじの種類. 「もみじ」と聞くと、手のひらのような形の葉が、秋に赤く色づいている風景を思い浮かべる方が多いのではないでしょか。実はもみじは、秋だけでなく春に紅葉する品種など、種類の多い樹木です。本記事では、おすすめのもみじの種類や特徴などをご紹介します。 楓は、赤や黄色に紅葉する葉が美しい、秋を彩る樹木の1つですよね。モミジ(紅葉)の名前で日本人に古くから親しまれ、和歌や童謡の歌詞で耳にする機会も多いのではないでしょうか?今回は、そんな楓の花言葉や種類、モミジとの違いをまとめました。 紅葉と楓、違いは?見分け方は? 園芸や盆栽では「紅葉(もみじ)」と「楓」は別物. 公式サイト:確実園園芸場 もみじという言葉で思い浮かぶイメージは、 「秋」の季節や、「赤色の葉」ですよね。 赤色の葉でおなじみのもみじですが、実は一年中葉の色が赤いわけではありません。 まず、ショウジョウノムラモミジ。 北海道など、早いところでは9月から始まる紅葉シーズン。四季がある日本では昔から色づく木々や山肌を愛でる風習があるが、実は紅葉する木にはさまざまな種類がある。もみじやカエデといった、紅葉する代表的な植物10種類の特徴や見分け方はもちろん、それぞれを鑑賞できる名所をご紹介。知っておくと、もっと紅葉狩りが楽しくなる豆知識がいっぱいだ。なお、今回、記事制作に協力してくれた、「NHK趣味の園芸」で講師としても活躍している確実園園芸場の川原田邦彦さんは、「楓」の表記について以下のように教えてくれた。「『楓』はフウと読み、本来のカエデは『槭』という字です。これが平安時代にこんがらがり、現在に至ってしまった。フウはマンサク科フウ属でカエデとは異なるので、そのことを知っておいてほしい」。, 日本で最もよく見られる紅葉する樹木で、紅葉の代名詞的な存在・イロハモミジ。福島県以西の本州、四国、九州に広く分布する樹高10メートル未満の小高木で、低山や里山の林内に自生している。庭木として植栽されることも多い。分類はムクロジ科カエデ属。葉っぱが3から7に裂けることから、イロハニホヘトの文字を当てて、イロハモミジと呼ばれるようになった。葉の形はヤマモミジと似ているが、見分け方のポイントは葉の裂けている数。イロハモミジは3裂から7裂で、ヤマモミジは7裂もしくは9裂だ。裂数が7で判断に迷う場合は、大きさを指標に見分けたい。また、イロハモミジは直径5センチ前後、ヤマモミジは直径8センチ前後と覚えておこう。イロハモミジの名所は全国に多数あるが、アクセスのしやすさなどから、おすすめをセレクト。まずは、関東エリアなら高尾山や箱根・大涌谷。そして、全国屈指の紅葉名所が点在する京都。東福寺や貴船神社、禅林寺(永観堂)などは一度訪れておいて損はないスポットだ。九州では、福岡市街の博多のビル街にたたずむ日本庭園、楽水園がおすすめ。東京都文京区にある小石川後楽園も良い。もとは水戸徳川家の江戸中屋敷内(後に上屋敷となる)に造られた、都心のオアシスともいえる庭園で、国の特別史跡・特別名勝にも指定されている。秋にはイロハモミジやハゼ、ケヤキ、イチョウなどが紅葉し、趣深い景色を見せてくれる。, サトウカエデはムクロジ科カエデ属の落葉高木。北米原産で、カナダの国旗にデザインされたものがまさにサトウカエデの葉の形。高さは30〜40メートルに達し、葉の長さは7〜15センチとかなり大ぶりである。また、サトウカエデは漢字で書くと「砂糖カエデ」で、英名はSugar maple。樹液を煮詰めたものがメープルシロップになるため、このような名が付けられた。由来を知れば、さらに親近感が湧いてくるはずだ。サトウカエデが群生している紅葉名所といえば、兵庫県にある最上山公園 もみじ山。園内西側に位置しており、最盛期には「もみじ山」の名のとおり、山全体が燃えるように美しく染まる。また、ゆっくり探索できる遊歩道は、両側からモミジの枝が伸び、真っ赤な紅葉のトンネルに。例年の見頃は11月中旬〜下旬。, 北米原産の落葉高木であるモミジバフウ。日本には大正時代に渡来し、公園や街路に多く植栽された。もみじの葉に似ていることから、モミジバフウと名付けられているが、マンサク科フウ属に分類される。紅葉する際には、緑からオレンジ、赤、紫と次々に葉色が変化していくため、多数の木々が並ぶと美しいグラデーションが楽しめるのが特徴だ。よく似た中国原産のフウとの見分け方は、モミジバフウの葉は5つ~7つに裂けるのに対し、フウは3つに裂けている点。また、実の形も個性的で、まるでウニのような見た目。落ちた実を着色して、クリスマスリースの装飾などにもよく使われている。そんなモミジバフウの紅葉名所は、やはり公園。東京都葛飾区にある水元公園は都内最大級の水郷公園で、ロケーションも最高!鮮やかなレンガ色に染まるメタセコイアをはじめ、モミジバフウ、イチョウ、ポプラなどさまざまな木々が赤や黄色に染まり、水辺で眺める絶景に心が癒やされる。見頃は例年では11月上旬頃から。, そのほか、横浜市立金沢動物園、静岡県立森林公園などでもモミジバフウの紅葉を楽しめる。, イロハモミジと同じくムクロジ科カエデ属に分類され、葉の形も非常に似ているヤマモミジ。ただ、ヤマモミジが分布するエリアは、北海道と、本州では青森県から福井県までの日本海側のみで、雪が多い地方に広く分布している。日当たりが良く、昼夜の寒暖差が大きい場所に自生する樹木の方が、一般的に葉の色づきもキレイ。名所は秋田県の三途川渓谷、山梨県の福士川渓谷、札幌市にある円山公園、函館市にある香雪園(見晴公園内)など、北海道・東北を中心に点在。特に美しいと評判なのは、岩手県に位置する中尊寺だ。中尊寺は、奥州藤原氏4代の廟所、金色堂で有名な古刹。850(嘉祥3)年に慈覚大師円仁によって開かれ、12世紀はじめに藤原初代清衡が戦死者への供養と悠久の平和を願って再興した、世界遺産にも登録されている由緒ある名所のひとつだ。秋は大日堂から金色堂への参道沿い、経蔵周辺にあるイロハモミジやヤマモミジが見事に紅葉する。参道の月見坂をはじめ、神秘的な静寂に包まれた境内では、鬱蒼とした老杉と鮮やかに色づく木々のコントラストを楽しむことができる。, イタヤカエデは、北海道から九州まで広い範囲に分布するムクロジ科カエデ属の高木。秋に葉が黄色くなる樹木だが、トキワカエデ(常磐カエデ)の別名の通り、秋季も葉は緑色を保ち、落葉直前に色づくのが一般的。ほかのカエデとの見分け方は葉の形。ほぼ円形で、縁にギザギザがないのがイタヤカエデの特徴。葉は5つ〜7つに裂け、カエルの手のような形をしている。おすすめの紅葉名所は北海道の阿寒湖畔。阿寒湖畔から国道240号釧路方面へ約4キロメートルほど下がると滝見橋があり、滝口から阿寒川の源流となる滝と、多彩な木々や草花の鮮やかな色彩が融合する。例年では9月下旬~10月上旬が見頃だ。, そのほか、ケーブルカーでも山頂近くまで登れる東京都の御岳山、埼玉百選に選ばれた鳥居観音、奈良県のみたらい渓谷、福島県の安達太良山などのスポットがおすすめ。, コハウチワカエデはハウチワカエデやヒナウチワカエデに似ているが、見分け方は明確。ハウチワカエデに“小(コ)”が付くように、コハウチワカエデはハウチワカエデに比べて葉や樹形がより小型。一方で、ヒナウチワカエデは葉の切れ込みがコハウチワカエデよりも深いと覚えておこう。分類はムクロジ科カエデ属。和風庭園に植樹されるイロハモミジに比べて、葉の切れ込みが浅く、柔らかな雰囲気なので、洋風住宅の庭に植栽されることも多い。秋になると段階的に紅葉し、緑や黄、赤など色が異なる葉が混在。一本の木でも色とりどりの様相が目を楽しませてくれる。日本各地の名所は、宮城県宮城郡松島町の円通院・松島地区、長崎県の雲仙エリア、長野県松本市の上高地など。そして、静岡県伊豆市の修善寺 虹の郷も忘れてはいけない。伊豆最大級の紅葉群生林で、全国的に見ても遅めの時期に紅葉が楽しめるのが特徴。まるで外国映画のワンシーンを切り取ったかのような風景が見られるスポットで、和洋風合わせて約2000本の木々が鮮やかに色づくさまは圧巻のひと言だ。, ムクロジ科カエデ属に分類され、日本だけに生息する落葉高木・メグスリノキ。戦国時代からの民間療法で、樹皮や葉を煎じた汁が眼病に効くといわれていたことから、メグスリノキと呼ばれるようになった。分布しているのは山形県、宮城県以南と四国、九州。湿気のある谷間、山腹などのやや緩い傾斜地に多く見られる。カエデの中でも葉の色づきが美しいことで知られ、色合いは鮮烈なほどの赤。ピンクやオレンジに近い色合いに紅葉する樹木もある。葉の形はカエデの仲間ながら変わっていて、3枚の小さな葉からなる複葉。ミツバカエデの葉によく似ているが、葉がより大きく、縁のギザギザが目立たないのがメグスリノキの葉だ。昔から洗眼薬として重宝されてきた木だけに、紅葉のイメージは薄いが、前述したように鮮やかな色づきは見事!名古屋市東山動植物園は、公共交通機関でもアクセスできる名古屋随一の紅葉スポットで、メグスリノキを含め、イロハモミジ、ハウチワカエデなど500本以上の樹木の紅葉が見られる。, 中国原産で、ムクロジ科カエデ属に分類されるトウカエデ。名前もそのまま「唐(中国)のカエデ」を表している。江戸時代に中国から徳川幕府に贈られたのが日本におけるはじまりで、今では北海道から九州まで全国に植栽されている。名前を聞いてもピンと来ないかもしれないが、実は普段よく目にしているかもしれないトウカエデ。なぜなら、乾燥や大気汚染、病虫害に強いため、街路樹としての人気がとても高いためだ。紅葉はもちろん、新緑のシーズンも美しく、街路や公園の景観に四季折々で彩りを与えてくれる。葉は3つに分かれており、丸みを帯びたかわいらしいフォルム。葉の表面に光沢があるのも特徴。街路や公園に多く植栽されているということで、アクセスしやすい名所が多いのもうれしいところ。なかでも、東京都文京区の駒込駅から徒歩圏内にある六義園は、気軽に風情ある紅葉が楽しめるスポットのひとつ。回遊式築山泉水の江戸期を代表する大名庭園で、例年11月下旬になると、イロハカエデ約400本のほかハゼノキ、イチョウなど計約560本が庭園を鮮やかに彩り、園内のいたる所で紅葉が楽しめる。, そのほか、東京都練馬区の石神井公園、大阪府吹田市の万博記念公園、愛知県名古屋市北区の名城公園、徳島県三好市の雲辺寺などでもトウカエデの紅葉を楽しむことができる。, ハウチワカエデは、本州、北海道に分布するムクロジ科カエデ属の高木。「天狗のうちわ」に似た切れ込みの浅い葉は、直径7センチ〜12センチとカエデの中では特に大きく、さまざまな紅葉樹が群生する山中においても存在感抜群。紅葉シーズンは葉先から少しずつ色づき始め、黄緑、黄、オレンジ、赤と、変化に富んだグラデーションが美しい。紅葉名所は、豊島区立目白庭園、鎌倉の明月院、京都市の洛西(善峯寺)、北海道の知床五湖など本州から北海道にかけて幅広く点在するが、特におすすめなのが姫路城西御屋敷跡庭園 好古園。姫路城を借景にした池泉回遊式の日本庭園で、3万平方メートル超の敷地面積を持ち、江戸時代の風情を醸し出す景観が広がる。, オオモミジの園芸品種など諸説あるが、江戸時代から庭木として活用されているノムラモミジ。ムクロジ科カエデ属に分類され、樹高が4〜5メートルと低めなので、現在も自宅の庭を彩る木として人気だ。新葉の紫がかった葉は、季節を追うごとに緑色に変わり、秋は赤、橙、黄色、緑と非常に美しい。ちなみに、春先から葉がずっと赤いのはオオモミジの品種の猩々(ショウジョウ)。そんなノムラモミジを見られるのは、京都市の妙心寺退蔵院(余香苑)、奈良県の長岳寺など。なかでも、多彩な種類の樹木を植栽した軽井沢レイクガーデンはぜひ訪れてみてほしい。園内を彩る紅葉をはじめ、秋の草花や香りの良いバラも咲き、ゆったりとしたくつろぎの時間を過ごせる。, ■監修:川原田邦彦(かわらだ・くにひこ)茨城県牛久市にて大正6年に創業した園芸店・確実園園芸場のオーナー。東京農業大学造園学科を卒業後、樹木の育苗、造園など幅広く植物とかかわる。特にモミジ、アジサイ、フジについての知識が豊富で、「NHK趣味の園芸」にて講師としても活躍。「NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月カエデ、モミジ」、「NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 アジサイ」(それぞれNHK出版)など著書も多く、2020年3月にはイラストレーターの磯村仁穂と共著で「はじめてでも美しく仕上がる 庭木・花木の剪定」(西東社)を出版。 もみじは秋になると美しい色合いになった葉を落とし、秋の風物詩のひとつとなっていますが、カエデ属の植物で実はカエデの俗称となっているのがもみじです。 日本にあるカエデの種類は全部で30種類あると言われ、世界中で見ると300種類を超えるほどです。 楓と紅葉。 どちらも秋の風物詩ですよね。 赤ちゃんの手のように開いた形や、 赤く色付いたところもよく似ています。 ところで、 楓と紅葉って、いったい何が違うのでしょうか。 もともとの種類が違うのでしょうか。 それとも成長・・・ 11月中旬~12月上旬, 兵庫県 では、どんな種類のもみじ・楓が庭木に適しているのか。育て方、剪定のコツや注意点とともに見ていこう。 庭木に取り入れるのに最適なもみじの種類. 日本では最もよく見られるカエデ属の種で、紅葉の代表種。 本種より作られた園芸種も多い(#変種・園芸種を参照)。 もみじは秋になると美しい色合いになった葉を落とし、秋の風物詩のひとつとなっていますが、カエデ属の植物で実はカエデの俗称となっているのがもみじです。 日本にあるカエデの種類は全部で30種類あると言われ、世界中で見ると300種類を超えるほどです。 楓には様々な種類があります。カナダの国旗になっている楓など、ここでは代表的な種類をご紹介します。 イロハモミジ 楓ともみじ 種類の見分け方は? じつは日本のもみじの種類は、 約20~30種類もあります。 日本に広く分布する代表的なもみじには、 次の3種類があります。 ・イロハモミジ(イロハカエデ) ・ヤマモミジ ・オオミミジ. 秋の紅葉の代表とも言える「モミジ」と「カエデ」。モミジのことを「カエデ」と言ったり、カエデのことを「モミジ」と言ったり、同じ意味に使われる場合も多いようです。何か違いがあるのでしょうか。 名古屋市千種区, 終了間近 カエデとカエデ以外の違いを見分ける方法、そして、カエデと分かった上でその種類を見分ける方法については、「識別の基本的な考え方」のページで述べますが、ここではまず、全体を一覧した上で、典型的、代表的な葉の形にふれてみましょう。 日本のカエデの葉の形. 楓(カエデ)と紅葉(もみじ)の違いや見分け方について見ていきます。楓と紅葉・・・名前の違いは知っていても、その2つの違いはと言われると言葉に詰まってしまいます。この記事では、そんな楓と紅葉の違いを詳しく解説していきます。 「もみじ」と聞くと、手のひらのような形の葉が、秋に赤く色づいている風景を思い浮かべる方が多いのではないでしょか。実はもみじは、秋だけでなく春に紅葉する品種など、種類の多い樹木です。本記事では、おすすめのもみじの種類や特徴などをご紹介します。 紅葉:葉の切れ込みが多く、深いもの. 紅葉している樹木の中で楓が特に美しいことから、楓がモミジと呼ばれるようになったと言われています。 楓の種類. 楓(かえで)と同じ種類の紅葉(もみじ)ですが、「紅」の「葉」、と表現されていますよね。つまり、紅葉(もみじ)は楓(かえで)の葉が赤くなったもの、なのです。葉の色によって呼び方を変化させるなんて、美しい日本文化を感じさせますよね。 秋になると美しく赤く染まるもみじですが、一度は誰もが「楓ともみじはどう違いって一体なんなの?」と思う事でしょう。確かにパッと見、もみじと楓の区別ははっきりとつきません。では楓ともみじとは一体何が違うのか、種類は同じなのか、他にも日本でよく見 植物分類上は、紅葉と楓は区別しませんが、 園芸や盆栽の世界では、「紅葉」と「楓」を明確に区別します。 園芸の世界 では、. 友達の庭にあるモミジは春に紅葉します。オレンジから赤へのグラデーションは本当に綺麗で見とれてしまいます。昨年、そのモミジの木の傍に生えていた小さなモミジを頂ました。恐らくそのモミジの子供(?)だと思いますが、この春は紅葉 ところで、「紅葉(もみじ)」と「楓」の違いは何なのでしょうか。そう言われると答えられない人も多いと思います。 そこで、今回は「紅葉(もみじ)」と「楓」の違いについて解説していきたいと思います。 文京区, 全国約800カ所のイルミネーションを、地図や電球数など充実のデータと、人気順から探せる便利な機能で完全ガイド!, 生活に役立つ大人向けのセミナーから、親子で楽しめるワークショップ、オンラインコンサートなど盛りだくさん。ジャンル別でも探せます, 開催場所やアクセス情報、ライトアップ時間や開催期間などおでかけに役立つ情報が満載。コロナ対策情報付き。, 夫婦円満の秘訣や人付き合いの極意を描いた、さわぐちけいすけ先生のコミックエッセイ「妻は他人」。連載版の全16話をお届け!, ラーメンのプロ集団「百麺人」と読者が、全国の本当に旨いラーメン店を決定する「ラーメンWalkerグランプリ2021」。各県の最強の一杯を決する本企画がついに結果発表!, Bリーグ「シーホース 三河」を全力応援! 地元のみんなと一緒に盛り上げていきます!, 東京ディズニーランド&シーのエンターテインメント、グルメ、アトラクションなど最新トピックをお届け!. 11月中旬~11月下旬, 兵庫県 この3種類です。 釧路市, 京都府 ム ク ロ ジ 科 の仲間たち h17.11.8~ カエデ属は世界には約150種あり、日本では26種(学者により諸説あり)が自生していると言われています。これまで私が山歩きの中や植物園など、あちこちで見かけたカエデの葉の部分を中心に整理してみます。 松をいろどる 楓(かえで)や蔦は 山のふもとの 裾模様 . 取材・文=諫山 力※新型コロナウイルス(COVID-19)などの関係により、今年の紅葉情報、観覧情報に変更が生じる場合があります。※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。, 終了間近 紅葉と楓の名前の違い、日本の代表的な3種類の紅葉の見分け方についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。 今回、調べるまで紅葉と楓は名前が違うので種類も異なるものと思い込んでいましたが、同じ種類であることが分かり、びっくりしました。 もみじは緑もあるって本当?紅葉の仕組みやもみじの種類も徹底解説. タケ・ササの種類; ... モミジバフウ/もみじばふう/紅葉葉楓. カエデ(槭、槭樹、楓、鶏冠木、蛙手)とはムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属 (Acer) の落葉高木の総称。日本に自生しているカエデの種類は26種類にのぼるとされている。 名前の由来は、葉の形がカエルの手「蝦手」に似ていることから、呼び方を略してカエデとなった 。