本場英米ハードと互角に渡り合うソリッドな演奏、そこから日本的ワビサビへの急降下。神がかってます・・・。, 荘厳なメロトロン、寂寥感を漂わせるフルート、情感豊かなヴォーカルがKING CRIMSONの「Epitaph」を彷彿!, 水谷公生も参加した71年に録音された、ジャパニーズ・サイケデリック・ロックの裏名盤。, 宇宙と交信するように伸びやかにメロディを奏でるギター。メロウなアナログ・シンセやメロトロン。, グループ・音楽、タージ・マハル旅行団、前衛芸術集団「フルクサス」での活動で知られる即興演奏家が75年に発表したソロ名義作。, これをニューロックと呼ぶにはあまりに異端かもしれませんが、その崇高なまでの実験的精神はニューロック勢にも通じるでしょう。, 水谷公生(g)、柳田ヒロ(key)、布施明(vo)、市原宏祐(sax/flute)などによるグループ。71年作。頭に浮かんだのが、KING CRIMSON「太陽と戦慄」 meets CAN「EGE BAMYASI」。剥き出しの攻撃性、破壊的なエネルギー、硬質なグルーヴ、ぶっ壊れているようで整合性が感じられる熱くクールな音質。暴力性と理性が絶妙にバランスした圧倒的に緊張感溢れるサウンドを聴かせています。しかも驚くべきは、クリムゾンよりもカンよりも先にリリースされていること。日本のジャズ・ロック/プログレの歴史的傑作。これはぶっ飛びます。, これは痺れました。なんたるカッコ良さ。フリージャズと、お囃子やら戦前のラジオなどの様々なコラージュが融合したサウンドは、もの凄いテンション!水谷公生、柳田ヒロなど参加。LOVE LIVE LIFEと共に、日本ジャズ・ロックの最高峰。, 成毛しげる、つのだ☆ひろによって結成され、フライド・エッグの前身としても知られるストロベリー・パスが71年に発表した、日本のニューロック期を代表する一枚。成毛しげるが奏でる超絶なエレクトリック・ギターを軸に、つのだ☆ひろのパワフルなドラミング&シャウト、ゲスト参加の江藤勲によるハード&ドライヴィンなベース、そしてM1「I GOTTA SEE MY GYPSY WOMAN」で聴ける柳ジョージのヴォーカル、すべてが素晴らしくカッコいい和製ハード・ロックの傑作!, 70年代の日本ロックシーンを代表するヘヴィ・ロック・トリオの72年作2nd。効果的に聴覚を刺激する音響的ヴォーカル、もったりと重たいドラムと地を這うベース、そして天才・陳信輝の凶暴極まりないギターが渾然一体となって、とてつもなくヘヴィーでブルージーな唯一無比サウンドを完成させた、日本ロック史に燦然と輝く名盤。ゲストにMichael Hanopol(Bsなど)、渡辺茂樹(Key)、大口ひろし(Dr)参加。, カルメン・マキにとってアングラ・フォークからロックへの転身作となった、ブルース・クリエイションとの共同名義作。71年発表。メンバーは、カルメン・マキ、竹田和夫、佐伯正志、樋口晶之。ブリティッシュ・ハード影響下のジャパニーズ・ハード・ロック黎明期を代表する一枚。, グループ・音楽、タージ・マハル旅行団、前衛芸術集団「フルクサス」での活動で知られる即興演奏家、小杉武久が75年に発表したソロ名義作。『CATCH WAVE』の名の如く、まさに波のように寄せてはかえし、延々と変容しつづける変調ヴォイス、ヴァイオリン、オシレーター…。マース・カニングハムら舞踏家との仕事でも顕著ですが、その肉体的で映像喚起的な、作り手と受け手の境界線を取り払ったインスタレーションのようなサウンドは、実験的というよりもむしろ普遍的な感触を覚えます。ジャパニーズ・エレクトロ、不朽の傑作。, 元エイプリルフールのメンバーで、ニューロック期を代表するオルガン・プレイヤーによる71年発表の2ndソロ。圧巻は何と言っても2曲目「The Murder In The Midnight」。ブンブンと唸るパワフルな石川恵樹のベース、強烈に歪ませたサイケデリックなトーンで奔放に弾きまくる水谷公生のギター、そしてギターとアグレッシヴに絡み合う壮絶なオルガン!我を忘れたように混沌の渦に突入していく演奏は、これぞニューロックという煮えたぎるようなエネルギーに満ちています。ヒートアップする3者のプレイとは対照的に終始タイトかつクールに刻まれる田中清司のドラムもまた印象的。フルートがリリカルにさえずる前半と熱いサイケギターが炸裂する後半のドラマチックな対比が素晴らしい「FANTASIA」、たおやかなピアノを基調とした愛らしいヴォーカルナンバー「ALWAYS」なども70年代初頭の空気をそのまま閉じ込めたような佳曲です。ニューロック期随一の鍵盤奏者としての腕前を遺憾なく発揮した傑作!, 9月7日、142枚の中古CDが入荷いたしました!マグナムの79作作『MAGNUM II』をピックアップ☆, ユーロ・ロックの中から、馴染みの薄い「マイナー言語」で歌われている作品を選んでみました。今回は90年代以降の作品をご紹介!, MOPS『PSYCHEDELIC SOUNDS IN JAPAN』 – MEET THE SONGS 第145回, 12月21日、96枚の中古CDが入荷しました!CCR、マイク・オールドフィールドなど英米ロック名盤からのオススメをチョイス♪, レコード・コレクターズ9月号の特集は『ポール・マッカートニー・ベスト・ソングス100』!, COLUMN THE REFLECTION 第32回 12月に聞く名盤、クリスマスが来ると思い出すムーディー・ブルースの『童夢』 ~2020年、特別な思いで聞くクリスマス・キャロル~ 文・後藤秀樹, <カケハシ・レコード創業20周年記念企画>カケレコのあゆみ~2013年はどんな年だった?~, COLUMN THE REFLECTION 第29回 Many Faces of Mandalaband ① ~ 今も褪せない『曼陀羅組曲』の圧倒的な魅力 文・後藤秀樹, 12月24日、174枚の中古CDが入荷しました!英米ロック定番をピックアップ/昨日に続きTANGERINE DREAMも豊富です♪, 11月4日、182枚の中古CDが入荷しました!ハード・ロックにもおすすめのプログレに注目☆, 「音楽歳時記」 第六十八回 追悼:ピーター・グリーンとThen Play On 文・深民淳, 12月10日、158枚の中古CDが入荷しました!マイナー米サイケのオススメ盤をピックアップ!!, 163枚の中古CDが入荷しました!GENTLE GIANTやLYNYRD SKYNYRDやMOLLY HATCHETがまとまって入荷しております☆, 12月8日、234枚の中古CDが入荷しました!ハード・ロックからオススメをご紹介☆, 【新作追加】プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!, 【新作追加】カンタベリー・ロックの遺伝子を受け継いだ各国の新鋭ジャズ・ロック・バンドを探求!, 【新作追加】「若い者には負けちゃいられん!」とばかりの、往年の名バンド達による貫禄の新作群を探求!, 【作品追加】70年代カナディアンSSW特集!~カナダならではの凛としたリリシズム~, 【タイトル追加】気になるあのアーティストを一気聴き!アーティスト別BOXセット特集☆, キング・クリムゾン『レッド』から出発、フリップ直系の緊張感みなぎるギターが炸裂するプログレ探求☆, 【改訂】アメリカン・ロック好きにもきっと響く!英国的なリリカルさと米国的なコクが同居する、米憧憬の英ロック名作選!, 【作品追加】HATFIELD & THE NORTHを起点に、コケティッシュな女性Voのスキャット映えるジャズ・ロックを探求!, 「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第三十四回 コロナの記憶:どうしてビル・リーフリンを忘れられないのだろう【前篇】 トーヤ&フリップ「夫婦善哉」への道 文・市川哲史. グループ・サウンズ(GS)ブーム終焉後、60年代末~70年代にかけて日本のロック・シーンに生まれた「ニューロック」を特集いたしましょう。 1960年代後半にかけて、タイガース、スパイダース、ブルー・コメッツなどのグループが活躍した。そもそも、なぜこのような現象が起きたのか。それは、当時全世界で絶大な人気を得ていた、ビートルズが影響しているようだ。 ビートルズが、なぜこれほどまでに人気を得たのか。それは、バンドスタイルの確立である。ビートルズ以前のバンドといえば、ベンチャーズがいたが、彼らには歌がなかった。しかし、ビートルズは、演奏だけでなく、自らで曲を作り歌っていた。 こんなことからビートルズの … Why, man, that’s the same kind of music we’ve been playin’ since 1928!… But it’s just basic rhythm and has gone by a lot of different names in my time. アーティスト別 cdシングル売上一覧; 昭和の名曲 ~永遠に色あせることのない名曲~ 平成の名曲 ~大ヒットの名曲がズラリ~ 洋楽の名曲 ~誰しも一度は耳にした名曲~ 1960年代、1970年代 フォークソングの名曲 第14章 ウッドストック、ロックとカウンターカルチャー ——再考と再評価の試み. ロック. 歴史上最も偉大なハードロックのアーティスト100。米音楽チャンネル「vh1」が2000年に選出した歴代ランキング(洋楽)。代表曲や名盤の動画付き。1位ツェッペリン、2位ブラックサバス、3位ジミヘン。バンドやギタリストが対象 Amazonで菅田 泰治の日本盤 60年代ロックLP図鑑 洋楽編。アマゾンならポイント還元本が多数。菅田 泰治作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また日本盤 60年代ロックLP図鑑 洋楽編もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 特集/年代流行. 日本盤60年代ロックLP図鑑 洋楽編 出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷) ※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます 芸能人ブログ 人気ブログ. 私がThe M(エム)に興味を持ったのは日本ロック大系の浅野孝巳さんのインタビューを読んでからだ。(下の写真はACB出演時の60年代のエム)エムが結成されたのは60年代中頃。最初はトリオ編成だったというから当時の日本のロ … 631 ... 60年代の邦楽で名盤って何かある?検索してもあまり出てこないんよ . 1.西洋近代音楽の成立 西洋における音楽は,ギリシア・ローマの古典時代から,自由人の教養として重視されてきた。中世においては,教会音楽や吟遊詩人(トゥルバドゥール/11~13世紀に,南仏のラングドックなどに出た吟遊詩人群。作詞・作曲して,たて琴にあわせて城から城へ巡遊して歌った。その詩は騎士的恋愛を賛美した叙情詩を本質とする。〈数研出版『世界史辞典【新制版】』〉)らの活動により発展したが,現代へつながる西洋の音楽は,基本的に15~16世紀に登場した,ルネサンス音楽 … 駐留米人から本場のビートを嗅ぎ取った早熟のロッカー達による基地発ニューロック, 3. 60年代にはビートルズを筆頭にイギリス発祥のバンドが活躍し、世界にロック旋風が巻き起こりました。 名曲が多数誕生した年代でもあります。その中でもおすすめの3曲を紹介していきます。 名バラード Let It Be ... 【日本のロック、ポップ】新着入荷 2012 【us rock】 新着入荷 2011 【jazz】新着入荷 2011 【プログレッシブ・ロック】新着入荷 2010 【jazz】新着入荷 2009 【jazz vocal】2009 【uk, us rock】新着入荷 2008 ジャパニーズロック年代別|70年代|HMV&BOOKS online コンビニ受け取り送料無料! Pontaポイント使えます! 支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です! 米国ロック/60's. あとがき. 索引 動画がなかったため、軽快だけど音はドギツイ佳曲「GOOD MORNING PEOPLE」をどうぞ!, 柳田ヒロ(key)、水谷公生(g)、布施明(vo)、市原宏祐(sax/flute)らによるグループによる71年唯一作。, LOVE LIVE LIFEの翌年の71年、柳田ヒロと水谷公生はこんなぶっ飛んだ作品にも参加しています。, フリージャズと、お囃子やら戦前のラジオなどの様々なコラージュが融合したサウンドは、もの凄いテンション!, 鬼才ピアニスト佐藤允彦の才覚がギラリと光る、こちらも日本ジャズ・ロックの最高峰に位置する名盤!, 寺山修司の劇団「天井桟敷」で舞台活動の後、歌手として69年にデビューして「時には母のない子のように」がミリオンセラーの大ヒットします。, その後、ジャニス・ジョプリンを聴いたことでロックへ転向。ブルース・クリエイションを従え、71年に録音された作品が本作。, なお、ブルース・クリエイションは、天才ギタリストの竹田和夫率いるハード・ロック・バンドで、71年リリースの『悪魔と11人の子供達』もまたニューロックの名作。, すこし時代は下りますが、そのカルメン・マキが当時18歳の若きギタリスト春日博文らと組んだグループ。75年作。, それにしても本作収録の「私は風」のカッコいいこと!ジャパニーズ・ロックの金字塔と言える名曲ですね。 次は我が日本の女性ロックアーティストの歴史を分けて説明したいと思います。①70年代以前1)日本の女性ロックヴォーカリストの起源日本の女性ロックヴォーカリストの起源、それは何と言っても、麻生レミでしょう。ブルーコメッツのメンバーとしてデビュー 誰にでも「 懐かしの曲 」がありますよね。 中でも青春時代にヒットした名曲は、今でも歌える!という方も多いのではないでしょうか? そこで今回は特に 70年代に流行した洋楽の懐メロ をご紹介します。. 今回は私自身のバンドをやって居た時とダブる話です。昭和30年代のちょうど1960年代から1970年代後半までの日本の音楽シーンに付いて書いて見ました。通り一遍書いてある事を読んで動画の歌やら演奏を聴いて頂ければ幸いです。宜しくお願い居たします。 ロックにバラード、cmソングなど、70年代は洋楽が人気を博した時代です。 ホーム ピグ アメブロ. キース・リチャーズ ザ・ローリング・ストーンズ. Ameba新規登 … エルヴィス・プレスリーの1950〜60年代、ロックからポップへの移り変わりを聴く ... 1960年代のはじまり、日本も高度成長が幕を開けました。 60年代にビートルズが登場してから、若者の間で広がったロック・ミュージック。 60年代、70年代は「ロック黄金期」とも言われ、数々の名曲が誕生しました。 50年以上経った今でも時代を感じさせず、色褪せない名曲ばかりです。 歴史は繰り返すと言われていますが、音楽の歴史を知ることで、ミュージシャンは今後どういったアプローチをしていけばいいかというヒントを得られるかもしれません。, 初めて売り物としてリリースされたCDは1928年に佐藤千夜子がだした「波浮の港」といわれています。, ロックが登場するのが1950年代なのでここから約30年後に日本にロックンロールというものが輸入され盛り上がりをみせます。, ただし、これはどのジャンルにも言えることですが具体的にいつロックンロールが誕生したのかは定義がものすごく曖昧なのでわかりません。, ジャーナリストのグレッグコットによれば、「ロックンロール」とは、1950年〜1960年代半ばまでに米国で始まったポピュラー音楽のスタイルを指しているといいます。, しかし、ロックンロールを流行らせ定着させたのは、ラジオDJであるアラン・フリードと言われています。, 彼は1950年代初期に白人向けのラジオ番組を担当し「ムーンドッグズ・ロックンロール・パーティー」と名付け、黒人のR&Bを流しまくりそれをロックンロールと呼びました。, 「ロックンロール」はもともと黒人の間で使用されていたスラングで、はじめはセックスを表すものでしたが「楽しい時を過ごす」「パーティをする」などの意味を持つようになり、1950年以降はブルースやジャズの歌詞の中に表れるようになりました。, 白人はカントリー&スウィング、黒人はリズム・アンド・ブルース(R&B)、ジャズを演奏している中で激しいビートのダンスミュージックとしてできたのが「ロックンロール」です。, “Rock and Roll? リードよりもリズムギターにこそ真骨頂のあるカリスマギタリスト。 おすすめの必聴盤は…「レット・イット・ブリード」 ロック. いち早く海外へと飛び出し、本場のロックを体験した無頼漢たちによる反骨のニューロック, 既成のポップスから脱却し、表現者として「ここではないどこか」(=「ニュー」な地平)へとまっしぐらに突き進んだ気骨ある日本のミュージシャンたちによる「叫び」がつまった「ニューロック」、どうぞお楽しみください!, 芸能プロダクションのホリプロ所属ながら、「日本最初のサイケデリック・サウンド」を標榜したバンドがMOPS。, アメリカを旅行し、サイケデリック・ムーヴメントを目の当たりにしたホリプロ社長・堀威夫の意向で、米軍キャンプでライヴをしたり、マスコミを呼んで「LSDパーティー」をぶちかましたり、来るべき70年代ニューロックの「胎動」というべき活動を行った名バンド!, 地をはうような黒っぽいグルーヴとサイケデリックな躍動感とが同居したアンサンブルは、本当に1968年の日本のGS!?, 当時のGSのレコードとしては異例の長時間インプロを展開した、我らが日本が世界に誇れるガレージ/サイケの名作!, 日本屈指のガレージ/サイケの名盤、MOPSの68年デビュー作『PSYCHEDELIC SOUNDS IN JAPAN』をピックアップ!, GSムーヴメントの中でスターに上りつめながら、その内に音楽的野心を密かに燃やしていた実力者たちが、英米ロックにリンクした「ニューロック」ムーヴメントの時代に結成したグループがPYG!, GSの残党たちがニューロックの時代に「商業主義」のレッテルと戦い、ロックへのひたむきさを音に刻み込んだ日本のロック史に残る悲運の傑作!, イギリスへと渡った内田裕也が67年にロンドンでジミ・ヘンドリックスを聴いた瞬間が、日本の「ニューロック」の一つの出発点と言っても過言ではないでしょう。, ジミ・ヘンドリックスをはじめとするブリティッシュ・サイケ/ハード・ロックの衝撃を日本で再現しようと目論み、結成したグループがフラワーズ!, ニューロック夜明け前の1969年、日本ロック界のなかでとりわけ先見の明に優れ、アイデアの宝庫であったという内田裕也が音頭取りとなって打ち立てられた記念碑。, 和製ジャニス・ジョプリン麻生レミのヴォーカルが冴え渡るジェファーソン・エアプレインやジミヘン、クリームのカヴァーはもちろん、オリジナル・インスト「左足の男 」のカッコ良さときたら!, 英ハード・ロックをベースに東洋的なエッセンスを加えた唯一無比なアンサンブル、そしてジョー山中の鬼気迫るヴォーカル。, 日本の「ニューロック」の金字塔のみならず、日本が世界に誇るハード・ロックの名作と言えるでしょう!, 両親ともにイギリス人と日本人のハーフで、東京生まれ。50年代後半から、ロカビリー歌手や俳優として活動しながら、ロックをやるべくバンド「ヴァンガーズ」を結成。アイドル然としたGSとは一線を画してホテルのラウンジを中心に硬派なR&Bサウンドに磨きをかけ、日本にとどまらずタイへと出国。バンコクで名を挙げた後、日本へ帰国し、英米のサイケデリック・ロック、アート・ロックのムーヴメントに呼応したサウンドを鳴らすべく、バンドを再編。新たに「サムライ」としてフランスに渡り、その後は、ドイツやイタリアなどヨーロッパをツアーするなど活躍します。, なんと、イタリアはローマで68年に行われた「ローマ・ポップ・フェスティヴァル」にも出演をはたし、ピンク・フロイドやテン・イヤーズ・アフターやブライアン・オーガーとも共演!, そして、ロンドンで録音され、ドイツのレーベルから70年にリリースされた作品がこちら!, タメの効いたブルージーなギター、グルーヴィーなハモンドもキマってるし、ハーヴェストやネオンあたりのオルガン・ロックと比べても遜色ない感じ。, のちの村八分や裸のラリーズでの活動でも知られる山口冨士夫、日本語ロックの傑作「ピエロ」を発表する瀬川洋らが在籍した横浜出身の5人組GSバンドの68年唯一作!, 横浜出身で「ニューロック」を代表するギタリストと言える陳信輝を中心に、柳ジョージも在籍した横浜発の本格派ブルース・ロック・バンド。, それにしても、60年代の日本にこれほどウネリのあるブルース・ロックを聴かせるグループが居たとは・・・。, ザ・フーのジョン・エントウィッスルにも負けない轟音ですべてをなぎ倒さんばかりのベーシスト、ルイズルイス加部を中心に、ポール・バタフィールド・ブルース・バンドに刺激を受けて結成された異色のGSバンド。後にはプログレに接近した作品も残すなどその活動領域はGSという枠組みにとどまることはありませんでした。, 日本のジミヘンと評される陳信輝、ザ・フーにも負けない轟音ベーシスト加部正義、そして、元エイプリル・フールの柳田ヒロと元ジャックスの角田ヒロの4人で結成された日本が世界に誇るスーパー・バンドがフード・ブレイン。, 「ニューロック」を知りたければこれを聴け!と言ってしまいたい、グルーヴィーかつ緊張感みなぎる音像はただただ壮絶。, 横浜が誇る双頭で、元フード・ブレインの2人、陳信輝(ギター)とルイズルイス加部(ベース)に、フィリピン人のジョーイ・スミス(ドラム、ボーカル)が加わって結成した多国籍トリオによる72年2nd。, 効果的に聴覚を刺激する音響的ヴォーカル、もったりと重たいドラムと地を這うベース、そして天才・陳信輝の凶暴極まりないギター。, もうひとつの港町「神戸」にて、アメリカン・スクールの学生たちによって結成されたグループがヘルプフル・ソウル。, 69年デビュー作『ソウルの追求』のみで解散したグループながら、ゴールデン・カップスやパワー・ハウスと並ぶ、本格派ぷんぷんのブルース・ロックで、「ニューロックの夜明け」の60年代末を飾る名グループと言えるでしょう。, 成毛滋の他、元ジャックス~フード・ブレインの角田ヒロらによって結成されたグループ。, 成毛滋が奏でる超絶なエレクトリック・ギターを軸に、角田ヒロの猛烈にスウィングするドラミング&シャウト、ゲスト参加の江藤勲によるハード&ドライヴィンなベース、そしてオープニング・ナンバー「I Gotta See My Gypsy Woman」で聴ける柳ジョージの本格派英語ヴォーカル、すべてが素晴らしくカッコいいニューロックの傑作!, 先に取り上げた3つの切り口に当てはまらない作品の中でも、優れたニューロック作品がございます。ニューロック番外編としてピックアップいたしましょう。, キーボード奏者として、コンポーザーとして、世界基準のセンスを持つといっても過言ではないミュージシャンと言えるでしょう。, はっぴいえんどの前身として知られるエイプリル・フールで活動した後、ソロとして、そしてバンドのメンバーとして数多くの「ニューロック」名作を残します。, 彼が残した中で最もプログレ/ジャズ・ロックに接近したと言える70年のソロ・デビュー作。, ずばりフランク・ザッパがジャズ・ロックに接近した名作『ホット・ラッツ』に比肩するキラメキと切れ味!, 続く71年作2nd。これぞニューロック!という熱気溢れるサウンドが強烈な「THE MURDER IN THE MIDNIGHT」をお聴きいただきたかったですが、 「60年代は英国のロックバンドが支配した時代だと一般的に思われていますが、 このリストを見れば60年代のアメリカにも良いバンドがあったことが判ります」 最初から60年代はイギリスの時代だったこと前提にしてる 1950年代に入ると、イギリスにアメリカのロックンロールが輸入され始めます。リトル・リチャードやエルビス・プレスリーらによる、明るくノリの良いロックンロールはイギリス国中を熱狂させ、英国内でもクリフ・リチャードなどのロックンロールを歌う歌手が誕生しました。 アメリカン・ロックンロール 1950年代、イギリスにアメリカのロックンロールが輸入され始めます。ハリウッド映画「Rock Around The Clock(ロッ … 第13章 ケンドリック・ラマーと内省のアメリカ文学. ※60年代後半に登場した日本のアンダーグラウンド・ロックの伝説的巨人にして最大の謎。目もくらむようなエレキ・ギターのフィードバック・ノイズとメランコリーに彩られた歌が生み出すあまりに特異な情感は、海を越えて海外のロック・リスナーをも刺激している。 歌謡曲、演歌、民謡しかなかった邦楽の世界に 1960年代後半から70年代後半の約10年間は、日本の音楽シーンにとっては、とても重要な時期だったと思います。それまで歌謡曲、演歌、軍歌、民謡くらいしか聴かれなかった邦楽の世界に、フォーク・ソングという音楽が登場したのです。 ハイ・ヌーン - 涙のフィーリングイギリスのロックバ… 60年代、70年代日本でちょっとだけヒットした洋楽 その12 | 毎日がオールディーズ. It’s the same, ロックンロール?同じような音楽を1928年からやってるぜ! 俺たちの時代は色んな名前で呼ばれてきたけど、同じさ。, 1964年の公民権法(人種差別を禁止する法律)が施行される前の1950年代のアメリカでは、音楽も差別的で、同じ曲を同じ編曲で歌ったとしても黒人が歌えばリズム・アンド・ブルース、白人が歌えばカントリー・アンド・ウェスタンに分類されることが常識だったのです。, そんな中でてきたのが、キング・オブ・ロックンロールといわれるエルビスプレスリーです。, 彼は人種差別がある中で黒人のR&Bを歌うことで、PTAや宗教団体からの批判はかなりありましたが、それと同時に若者の心をガッチリとキャッチし1956年にリリースした「Heartbreak Hotel」が大ヒットし、一気にスターダムにのし上がりました。, もちろん他にも色んなアーティストがおり、アメリカでロックンロールのムーブメントを作り上げたわけですが、そのエルビスの「Heartbreak Hotel」をリリースから約半年後に日本でカバーしたのが小林一也氏。, 高校生の頃からバンド活動を始め、進駐軍のキャンプなどで演奏し、「ワゴン・マスター」でデビュー。カントリーのアイドルとして人気を得ていました。, プレスリーのこの曲をいち早くカバーして日本にロックンロールを広めたことで元祖和製プレスリーと呼ばれ、紅白歌合戦でこのハートブレイクを演っています。, もともと15歳でジャズ歌手としてメジャーデビューし、「テネシーワルツ」のカバーが大ヒット。 美空ひばり以来の天才少女といわれるようになります。, オリジナルは、ビル・ヘイリーというアーティストで1954年発売当初はパッとしなかったんですが、55年に映画「暴力教室」の主題歌になったことで一気に脚光をあび、この曲が世界初のロックンロールを世に知らしめたヒット曲のひとつといわれています。, この2人に共通して言えるのは進駐軍のキャンプで演奏していた事。 この頃は米軍を通して色んな音楽が輸入されてきました。, そういった中で、やはり対米兵に演奏する機会が多かった2人はアメリカの音楽をいち早くとりいれました。, 戦争が終わり、アメリカの占領下に置かれた事によってロックンロールブームが他の国よりも早く訪れたといってもいいでしょう。, そして、小林氏のロックンロールでぶいぶいいわせる姿をみてロックンロールが浸透していきます。, 翌年の1957年の紅白歌合戦ではこの流れにのった雪村いづみがジーン・ビンセントの「ビー・バップ・ア・ルーラ」浜村美智子がプレスリーの「監獄ロック」をカバー。, 雪村いづみ氏は同年代の人気少女歌手、江利チエミ・美空ひばりと共に「三人娘」の一人として称される「世紀に一人のシンデレラ」と称される歌手。, 若い頃は家計を支えるために進駐軍相手に歌うアルバイトをし、テレサ・ブリュワーのカバー曲「想い出のワルツ」でデビューしました。, ポールマッカートニーが初めて買ったレコードがこの楽曲で、ビートルズでもカバーしています。, 浜村美智子氏はモデルとして活動している中、「雰囲気が楽曲にあう」という理由から「バナナ・ボート」をカバーする「カリプソの娘」として未経験ながら歌手デビュー。, デビュー当時はあまりの人気ぶりに美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの三人娘の後継と評されてました。, この曲は日本では浜村美智子以外にも平尾昌晃、小坂一也&ワゴン・スターズ、奥田民生、ダウンタウン・ブギウギ・バンドにもカバーされている楽曲です。, 1958年2月に「日劇ウエスタンカーニバル」が有楽町の日本劇場で開催され、ジャズ喫茶でロックンロールを披露し人気を得ていたた平尾昌章、ミッキー・カーチス、山下敬二郎がカーニバルへの出演がきっかけで「ロカビリー三人男」としてデビューしてさらに盛り上がりをみせます。, この曲はオリジナル曲の先駆けといわれており、15万枚もの売上げを記録したことによりカバー→オリジナルに移行していきました。, この日劇ウエスタンカーニバルを主宰したのがホリプロの創業者の堀威夫、シンコーミュージックの草野 昌一、渡辺プロ名誉会長の渡辺美佐というメンバー。, 堀威夫はもともとウエスタンカーニバルというイベントを有楽町で開催しておりどんどん人気になっていったので、もっと大きなところでできないかと思いたちます。, しかし、当時一番大きいとされていた日本劇場とのコネクションがなかったので何度か日劇にジャズプレイヤーとして立った事がある渡辺美佐の旦那、渡辺晋を尋ねると妻に相談してと言われます。, 渡辺プロを立ち上げたばかりの渡辺美佐も当時盛り上がりをみせていたロックンロール/ロカビリーシーンに可能性を感じ、日本のエンタメの底上げをしたいと同じ思いを持っていた事から協力し「日劇ウエスタンカーニバル」開催にいたります。, このイベントは1977年まで同じ名前で運営されるビッグイベントとなりました。開催していく中で、内田裕也やかまやつひろしなど、後の日本ロックを作創世に貢献していく人たちも参加していくようになります。, ロカビリーというジャンルも結構謎ですが、黒人音楽のブルースと、白人音楽のヒルビリーやカントリー、ブルーグラスが融合して生まれたといわれてます。, ロカビリーでは基本ウッドベースを使っているのでそこをみるとわかりやすいと思います。, ただアメリカで流行っていたのは1954年からの数年間。理由は取り扱いが簡単なエレキベースを使うようになったからです。, 1960年にはロカビリーが演奏されることはなくなり、ツイストブームがきてロカビリーは終了のお知らせです。, 結局、その後、ロカビリーやロックンロールを抽象的な「ロック」にまとめられることになるわけですが、ご覧になってわかる通り、50年代の日本は「翻訳ポップ」といわれる替え歌みたいな感じが多いです。, とはいえ、この頃は英米でも曲を作ることと歌うことは分業で行われていて、エルビスも自分で楽曲を作ってるわけではないのです。, 日本人で唯一エルビス・プレスリーの前で歌った歌手と言われています。 オリジナルはシェブ・ウーリーの「The Purple People Eater」。, ちびまる子ちゃんのエンディングテーマ 「針切じいさんのロケン・ロール」の元歌です。, 58年の平尾昌章 のオリジナル曲「星はなんでも知ってる」のヒットをきっかけに楽曲のオリジナル化、歌謡曲化が進んできます。, 1960年代はビートルズやボブ・ディランらによって持ち込まれた自作自演のいわゆるシンガーソングライターの流れが主流になっていきます。, デザイン会社兼音楽レーベルが運営する「好きなことで人生をデザインする」ウェブメディア。, 【期間限定】アルバム『A NEW KIND OF MONSTER』がフリーダウンロードできます。 →フリーダウンロード, 秋田県 下湯沢の蔵をリノベーションしたインテリアショップ& ブックカフェ「ももとせ(momotose)」. ロック潮流図鑑 【1966年】 – ブルース・ロック、サイケデリック・ロックの誕生、アルバム時代の到来! 若者たちが感性を解き放ち、既成の社会や考え方に対するカウンターカルチャーが形成される中、ブルースやサイケデリックを飲み込みながら表現を拡大させていった「ロック」。 プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!, グループ・サウンズ(GS)ブーム終焉後、60年代末~70年代にかけて日本のロック・シーンに生まれた「ニューロック」を特集いたしましょう。, 66年のビートルズ来日以降に吹き荒れたグループ・サウンズ(GS)旋風は、芸能プロダクション主導の商業主義に陥る中で、68年頃には勢いを失い衰退へと向かいます。そんな60年代末、本場英米のシーンで起こっていたサイケデリック・ムーヴメントやウッドストック・フェスから刺激を受け、既成の音楽ビジネスから脱却した「カウンター・カルチャー」のロック・ミュージックを目指すバンドがGS旋風の内外から生まれてきました。, 70年代に入ると、アル・クーパーの『スーパーセッション』やピンク・フロイドなどが日本でも大ヒットする中、よりラウドで、インプロヴィゼーション主体のより長尺な楽曲を聴かせるバンド達が活躍するようになり、本格的に「ニューロック」=日本のアンダーグラウンド・シーンが幕を開けます。, 本特集では、「ニューロック」を次の3つの切り口から解体し、ニューロックの魅力を明らかにしていきます。, 2. 60年代~70年代の名ギタリストその1. ピート・タウンゼント ザ・フー 60年代アメリカロックシーンを代表するバンド、ザ・ドアーズ。 1967年リリースのデビューアルバム1曲目を飾る「ブレイクオンスルー」は、キーボードとドラムとベースのスリリングなアンサンブルに、27歳で急逝したカリスマロックスター、ジム・モリソンの強烈なシャウトが乗ります。 参考文献. 60年代70年代 日本のロックの名盤スレ3 . 60年代から70年代の名曲. ——マーヴィン・ゲイと60年代の感情革命. この頃はまだ日本にロックはありません。 ロックが登場するのが1950年代なのでここから約30年後に日本にロックンロールというものが輸入され盛り上がりをみせます。 そもそもロックはどこでいつからはじまったの? 60年代→ゴールデン・カップス、 ジャックス 、 アウト・キャスト 、スパイダース、タイガース、 ランチャーズ 、ビーバーズ… 70年代→四人囃子、頭脳警察、キャロル、外道、 サンハウス 、はっぴいえんど、村八分、 カルメン・マキ &OZ… 日本語ロック論争(にほんごロックろんそう)は、1970年代初めに起きた日本語とロック音楽の関係性についての論争である。
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